内閣府「日本学術会議の在り方についての方針」に対する声明

内閣府「日本学術会議の在り方についての方針」に対する声明

2022年12月6日に内閣府が発表した「日本学術会議の在り方についての方針」には、
「会員等以外による推薦などの第三者の参画」「日本学術会議会員の任期も踏まえ、できるだけ早期に関連法案の国会提出を目指す」といった見過ごすことのできない日本学術会議の変革の内容が含まれています。

日本学術会議のあり方をめぐっては、政府が2022年夏までに方針を発表すると約束しながら、それを果たしていません。そして唐突に改革のための法改正案提出を打ち出しました。
それに対して、日本学術会議会長談話「日本学術会議法改正に関わる今般の報道について」と会長コメント「「日本学術会議の在り方についての方針」の公表について」が出されました。昭和文学会はこれを共有します。

私たちは、学問の自由を堅持するために、内閣府の「日本学術会議の在り方についての方針」を憂慮するとともに、日本学術会議総会(2022年12月8日、21日)での議論を注視し、関連法案の国会提出の中止を求めます。

2022年12月18日

昭和文学会常任幹事会